ミュシャ展 夢みる軌跡と愛|静岡伊勢丹|伊勢丹 催事情報
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開催概要

[展覧会名]

ミュシャ展 夢みる軌跡と愛

[会期]

2021年11月25日(木)〜12月13日(月)
※各日入場は18時まで 最終日12月13日(月)は15時30分まで

[会場]

静岡伊勢丹 8階 催事場 プロモーションスペース1・2

[入場料]

一般・高校生 1,000円 中学生以下無料


*エムアイカード、エムアイ友の会カード、伊勢丹STOREアプリクーポン提示で900円にてご入場いただけます。

*三越伊勢丹ホールディングス株主さまご優待カードのご提示でご本人さまとご同伴者1名さまのみ入場無料

*障害者手帳ご提示でご本人さまとご同伴1名さまのみ入場無料

没後80年。今でも愛されるミュシャの人生に迫る

当時アール・ヌーボーの旗手として人気と地位を不動のものとし、 今もなお多くの人々を魅了してやまないアルフォンス・ミュシャの作品。 紆余曲折を経た彼の人生には一貫して、「自身」「故郷」「美」のための夢がありました。 ミュシャが生涯を通じて描いてきた夢とは何か。本展では、創作活動の変遷・ 激動の時代の中で希求し続けたこと・モチーフとして登場したミューズたちとの出会い、 ミュシャが人生を通して描いた「軌跡」を作品から辿っていきます。

ミュシャ写真

「私は芸術のための芸術を創るよりも、
大衆のための絵の制作者でありたい。」
アルフォンス・ミュシャ

アルフォンス・マリア・ミュシャは、チェコ出身のグラフィックデザイナー、イラストレーター、画家。 「ミュシャ」という表記はフランス語の発音によるものであり、チェコ語の発音を邦訳すると「ムハ」になる。 アール・ヌーヴォーを代表する画家で、多くのポスター、装飾パネル、カレンダー等を制作した。

展覧会の
見どころ

運命を変えた出会い

ジスモンダ

アルフォンス・ミュシャ
ジスモンダ/カラーリトグラフ/1895年

アルフォンス・ミュシャが一躍世間に名を馳せた名作「ジスモンダ」。この作品はフランスの大女優 サラ・ベルナールとの出会いによって生まれました。当時のサラはカリスマ的な存在で、舞台女優としても人気を博し 芸術家のパトロンとなったり、自主的に海外ツアーを巡業する興行会社を立ち上げ五大陸を回ったという伝説が残るほどです。 まだ34歳の駆け出しとして知名度がなかったミュシャがサラの上演する「ジスモンダ」を担当することになりました。 クリスマスの忙しい時期に、時間のない中で書き上げた作品にサラは感動で涙を流したと言われています。 人々もこぞってポスターを欲しがり、掲示が盗まれてしまうほど大人気となると、サラはポスターを販売することを思いつき、 かなり売れたようです。これを機に、無名の画家が一夜にして大スターへの階段を上ることになります。

ミュシャ様式の言語

 より多くの人々が幸福になれば、社会全体も精神的に豊かになるという考えをもつミュシャが生涯こだわり続けたのは、 特権階級のための芸術至上主義的表現ではなく、常に民衆とともに在ることでした。 そのためにはイラストやポスター等の商業デザインは格好の手段でした。普通の人々を美のもつ力で啓発するために、 ミュシャは様々な手法を考案しました。エレガントな女性の姿に花などの装飾モティーフを組み合わせ、 曲線や円を多用しながら構築された独特な構図の形式 ―ミュシャ様式― は、 画家が人々とコミュニケートするための「言語」でした。

アルフォンス・ミュシャ
モナコモンテカルロ/カラーリトグラフ/1897年

アルフォンス・ミュシャ
黄道十二宮/カラーリトグラフ/1896年

ミュシャ最後の装飾パネル

「四つの星」は”装飾パネル”の最後のシリーズです。発表は1902年ですが1899年頃からデザインをはじめています。 それまでの連作装飾パネルと雰囲気が異なっているのは夜空に光る星をテーマにしているためです。 それだけでなく、この頃神秘主義に関心を寄せていたミュシャの心境が現れているともいわれます。 星をテーマにしていながら、月をのぞいては直接に星を描くのではなく女性の肌を照らす光で星を表しています。 星の光を効果的にするため画面の色調を落とし星を象徴する女性は宙に浮かんでおり、頭の位置もほかの装飾パネルに比べると幾分高く描いています。

アルフォンス・ミュシャ
四連作-月/カラーリトグラフ/1902年

アルフォンス・ミュシャ
四連作-宵の明星/カラーリトグラフ/1902年

アルフォンス・ミュシャ
四連作-北極星/カラーリトグラフ/1902年

アルフォンス・ミュシャ
四連作-明けの明星/カラーリトグラフ/1902年

展覧会限定-特別展示

1896年に当時では画期的なスプレー式香水が発売されました。そのラベルをミュシャがデザインした現物をご覧いただけます。 ランスの香水「ロド」はミュシャが初期に手がけた商業用ポスター背景にはミュシャデザインの特徴とも言える円形のデザインや 草花が描かれ、女性の衣装の細部も再現され髪型も躍動感溢れるのが特徴。会場ではOGATAコレクション協力の元、当時パッケージ に使用された「ランスの香水」や「紙幣」「建築資料の表紙」など当時の貴重な作品をご覧いただけます。

アルフォンス・ミュシャ
ランスの香水 ロド/カラーリトグラフ/1896年

グッズ紹介

没後80年でも色褪せないミュシャの魅力がこの一冊に!

色褪せないミュシャの魅力がこの一冊に! ミュシャの出世作「ジスモンダ」から晩年想い続けた祖国への愛「スラブ叙事詩」など一挙にカラー掲載しております。 手にしやすいA4サイズ302pの大ボリュームな商品となっております。
アルフォンス・ミュシャ 図録 3,200円

美しいデザイン缶で優雅なひととき

ティータイムを楽しむルイボスティーやチョコレートがデザイン缶になって登場。 喫食後もデザイン缶は大切に使いたくなるパートナーに。

(左)ルイボスティー 花言葉 角缶入 1,100円
(右)<ゴンチャロフ>夢想 長角缶入 1,200円

ミュシャの名画で楽しむカレンダー

毎月現れるミュシャの名画を楽しみながら、過ぎた月はポストカードとしてもご利用いただけます。

卓上カレンダー2022 1,400円

大切な書類を名画と一緒に

大切な書類は名画と共に持ち運び。種類も豊富にご用意しております。

A4クリアファイル 各450円

書籍や手帳と共に

装飾的なしおりは一度閉じた物語の続きを導く道しるべ。 華やかな装飾をあしらった作品をお楽しみいただけます。

金のしおり 各1,300円

ミュシャ展ならではのデザイン缶で

代表的な作品でもある「桜草」「羽根」を使用したデザイン缶の中には 味わって食べたい金平糖を入れて。

金平糖 丸缶入 各1,000円

ミュシャの名画と共に買い物を

キャンバス素材のトートバッグには名画をプリント。 コンパクトに畳めエコバッグとしてもご利用いただけます。

キャンバストートバッグ 2,400円

お好きな名画のポストカードでご挨拶

本展覧会でご紹介するポストカードは全部で84種類!ぜひお気に入りの一枚を 会場で見つけてください。

ポストカード 各180円

コレクション

希少なコレクションを会場限定で販売!

世界一のミュシャコレクターであった土居君雄氏(1926-1990)のもと、長年ヨーロッパに在住し、 ミュシャ作品を収集、コレクションの形成に携わった尾形寿行氏(現在は静岡市在住)。 土居氏亡き後はその遺志を継ぎ、現在は尾形氏がミュシャ作品の世界的な収集家として知られています。 静岡伊勢丹会場限定でコレクション販売を行っておりますので、この機会にぜひご利用だくさい。

リリュストラシオン-クリスマス号
300,000円(カラーリトグラフ)

[雑誌]ラ・プリューム
130,000円

ビスケット缶張り紙
300,000円

[ポストカード]モエエシャンドン-メニュー
120,000円

[ポストカード]4つの時の流れ-朝の目覚め
120,000円

[装飾資料集]PL42
250,000円

[主催]

Daiichi-TV 静岡伊勢丹

[協力]

OZAWAコレクション OGATAコレクション

[企画]

尾形企画

[後援]

チェコ共和国大使館 チェコセンター東京

[トップページ画像]
アルフォンス・ミュシャ <夢想>より(部分)
1898年 カラーリトグラフ

価格は全て税込です

©Shizuoka Isetan Co.,Ltd