全国からこだわりの生産者が伊勢丹新宿店に来場し、日本の農業や漁業などの魅力が再発見できるイベント。生産者との会話を楽しみながら、農作物や加工品を購入することができます。
多くの雨をもたらす天城連山に囲まれた伊豆市湯ヶ島。一年を通して水温が一定している湧き水を使い、わさびを栽培。
96歳の曾おばあちゃんを筆頭に4世代で、伝統的な「真妻わさび」を栽培。限られた環境でしか育たないわさびに、木陰で湧き水が豊富な天城湯ヶ島の地が適していたのだそう。「通常のわさびは1年ほどで収穫されますが、真妻種は約2年かけて栽培。そのぶん辛みと粘りが強いんです。出店時は真妻種本生わさびのほか、自家製わさび漬けなども販売するのでお楽しみに!」
爽やかな辛みをもつ「真妻わさび」は、ジェラートやステーキ寿司のおいしさを引き出す名脇役!
〈プレミアム マリオジェラテリア〉「真妻わさびのみたらし団子」ジェラート(Sサイズ)430 円
■伊勢丹新宿店本館地下1階=デリ エ ブーランジュリー
米粉を使ったもっちりした口当たりのミルクジェラートに、わさびを加えたみたらしソースがポイント。
※販売期間 : 11月4日(水)~24日(火)
※伊勢丹新宿店限定
〈ウエムラ牧場〉白老牛ステーキ寿司2種盛(滝尻わさび園真妻種わさび付)(1折) 2,808 円
■伊勢丹新宿店本館地下1階=フードコレクション
肥育から加工販売まで一貫する牧場の黒毛和牛のモモとサーロインを使用して、ステーキ寿司に。すりおろしたわさびを添えて。
※販売期間 : 11月4日(水)~10日(火)
※伊勢丹新宿店限定
※写真は盛付の一例です。
これまで100%外国産に頼っていた菌床を、千葉県国産菌床センターの完成を機に、徐々に国産培地に切り替え中。農薬は使用せず、岩手山の伏流水と温度コントロールでの栽培にこだわったマッシュルーム。
現役を終えた競走馬と共生するため、馬堆肥を活用する栽培方法で、マッシュルームの生産に成功した船橋慶延さん。機械は使用せず、すべて人の手によって収穫している。「マッシュルームファームとしては非常に高い標高にあるため、乾燥した空気が身の引き締まったマッシュルームを育てます。ひと味違う香りや歯応えを楽しんでください」
食感までおいしい「ジオファーム八幡平」のマッシュルームを、3種の食べ方で!
〈RF1〉岩手県産ジオファーム八幡平のフレッシュマッシュルームのサラダ(100gあたり)756 円
■伊勢丹新宿店本館地下1階=旨の膳
生のマッシュルームの香りと食感を 愉しむサラダ。芳醇なマスカルポーネソースでいただこう。
※販売期間 : 11月4日(水)~24日(火)
※伊勢丹新宿店限定
※写真は盛付の一例です。
〈丸政〉マッシュルーム天むす(5個入)1,080 円
■伊勢丹新宿店本館地下1階=旨の膳
醤油ベースのごはんに、肉厚なマッシュルームの天ぷらを合わせ、ひと口サイズの天むすに。
※販売期間 : 11月4日(水)~24日(火)
※伊勢丹新宿店限定
〈塚田水産〉八幡平マッシュルームのさつま揚げ(100gあたり)540 円
■伊勢丹新宿店本館地下1階=フードコレクション
昭和20 年創業の練り物店が誇る看板商品の一つ「しいたけ揚げ」を、八幡平マッシュルームでアレンジ。
※販売期間 : 11月4日(水)~10日(火)
※伊勢丹新宿店限定
自社栽培の酒米・日本晴と神山の湧き水で作った日本酒「神山の味2020 山廃」や神山の新定番菓子「カミヤマメイト」など。
※20歳未満の方の飲酒は法律で禁止されています。
※諸事情により出品日時やイベント内容の変更、中止、生産者が来場しない場合がございます。
※写真はイメージです。
「地産地食」を合言葉に、徳島県神山町の農業と食文化を次世代につないでいくことを目指して立ち上がったプロジェクト。農業の担い手の育成、加工品製造、食堂やパン・食料品店の運営など、町一丸となって活動中だ。「今回出品するのは、自社〈つなぐ農園〉で育てた農産物を中心に、神山の食文化を色濃く映したものばかり。ぜひおいしい食卓のお供に」と広報の種本寛子さん。
肉厚で香り高く、食卓の主役にもなれる三陸わかめ。会場では常備しやすいパック入りの「十三浜の塩蔵わかめ」を販売。
世界三大漁場である三陸の海で活躍する宮城県の若手漁師たちが、次世代へと続く未来の水産業の形を提案していくことを目的に、チームを結成。生産から加工まで一貫した自社管理を行う女川産銀鮭の王様「銀王」の冷凍フィレや、銀鮭ちらし寿司を販売。
〈東京𠮷兆〉牡蠣の生姜スープ(1椀)1,080 円
■伊勢丹新宿店本館地下1階=粋の座・和酒
※販売期間 : 11月4日(水)~10日(火)
※伊勢丹新宿店限定
※写真は盛付の一例です。
会場では「かれいの煮付け」などを販売。千葉県銚子市の〈大成〉に所属する水産女子が来場。
水産庁が立ち上げた「水産女子プロジェクト」は、漁業で働く女性ならではの視点とつながりで100年先も豊かな水産業を目指す。商品は湯煎で食べることができ、冷凍で1年保存可能。高齢者施設や、魚焼き器のない東南アジアでもニーズを高めている。
(右)〈こんにゃく工房 迦しょう〉まるごと芋こん(400g) 300 円
(左)〈こんにゃく工房 迦しょう〉てんぐの玉手箱(4個入) 1,166 円
■伊勢丹新宿店本館地下1階=フードコレクション
※写真はイメージです。
海外生活を経て15年前に移住就農した遠藤春奈さんは、こんにゃくの魅力を発信し海外展開を成功させた話題の農業女子。「ヘルシーなこんにゃくは世界から注目を集めるも、匂いや食感が壁に。そこで、匂いを抑えた商品やこんにゃくスイーツを開発しました」
軽井沢で自ら養蜂も手掛けるブランド〈ハニープラント〉では、全国の養蜂場と連携し、匠の採蜜者の名前と蜜源を明確にした、蜂蜜のシングルオリジンを販売。
〈ハニープラント〉山梨県産 良三おじいさんの日本ミツバチ百花蜜(120g)1,800 円
■伊勢丹新宿店本館地下1階=シェフズセレクション/プロモーション
森と棚田に囲まれた山梨県北杜市に暮らす日本ミツバチの匠、宮崎良三さんが年に一度、10 月頃に採蜜。濃密な花の香りと黒糖のような奥深い味わい。
※販売期間 : 11月4日(水)~10日(火)
<ハニープラント〉北海道産菩提樹はちみつ(120g)1,200 円
■伊勢丹新宿店本館地下1階=シェフズセレクション/プロモーション
北海道網走市で養蜂業を営む関高史さん。阿寒国立公園内に群生する菩提樹から採蜜した蜂蜜は、ハーブのような風味で、癒しのひとときを与えてくれる。
※販売期間 : 11月4日(水)~10日(火)
※生鮮品は天候などの事情により入荷がない場合、また収穫状況により販売期間や価格、産地が変更になる可能性がございます。
写真:福田喜一、和田裕也
スタイリスト:chizu
フード:尾身奈美枝、木村遥
文:藤井存希