きものの話Vol.4 きものの保管とお手入れ | 伊勢丹きもの倶楽部 ISETAN KIMONO CLUB きものの話Vol.4 きものの保管とお手入れ | 伊勢丹きもの倶楽部 ISETAN KIMONO CLUB

前回まではきものの種類をはじめ、着物を着るために必要な小物や
その順序をみてきました。着物を着用するまでの土台づくりは
地味ですが着心地だけではなく着崩れ防止にも重要な役割を果たしています。

今回は、きものを着る前準備でもある小物のお手入れと保管の方法についてです。
各アイテムごとにお手入れのポイントを確認してみましょう。

きもの(帯) きもの(帯)

きもの(帯)

★ハンガーにかけ、ほこりを払い湿気と汗抜きを!
脱いですぐのきものは畳む前にまず、専用のハンガーにかけます。
汗などで湿気を含んでいるのでそのまましまうと
カビやシワの原因になりますので必ず陰干しを。
きものと帯を一緒にかけられる「きものハンガー」は便利です。

きもの(帯)
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半衿 半衿

半衿

半衿は毎回洗う必要はありませんが
汗をかいたり汚れがついた場合には長襦袢から外して洗います。
★洗える素材、取り外しが簡単な衿など便利なアイテムもあります。

半衿

肌着 肌着

肌着

毎回洗濯機で洗います。絹のものは手洗いまたはクリーニングへ。

肌着

帯揚げ・帯締め 帯揚げ・帯締め

帯揚げ・帯締め

着用後は湿気をとり、帯揚げは畳みます。
帯締めは房の部分をきれいに整えておりたたんで保管します。
★房カバーや薄紙を巻いて房を整えます。

帯揚げ・帯締め

草履(下駄) 草履(下駄)

草履(下駄)

乾いた布で汚れを拭き、
すぐに収納はせず一日ほど湿気をとり、収納します。
全体の汚れもチェックしましょう。

草履(下駄)

足袋 足袋

足袋

最も汚れやすい足袋は毎回洗って清潔に保ちましょう。
落ちにくい汚れは布目に沿ってブラシで落とします。
干す際には形を整えて、乾いたらアイロンをかけます。
★気になる方は足袋専用クリーナーもおすすめです。

足袋

まとめ まとめ

洋服と全く同じとはいかないきもののお手入れ。だからこそお悩みも。
ケアにひと手間を加えてお気に入りのきものを大切に長く愛用していきましょう。
お手入れについてもどうぞお気軽にご相談ください。

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待ち遠しい春。みなさんは「春」というとどんなイメージをお持ちでしょうか。
とくに4月にはお花見をはじめ、楽しい行事が盛り沢山ですね。
着物でおでかけにもおすすめの季節です。
とくにこの時期ならではの「桜」。
春らしさを表現できる桜はぜひこの季節に取り入れたいものですね。

「桜のコーディネートはいつまで?」
一口に桜柄といっても、満開の桜や蕾、
モチーフ化された桜、散った花びらのみの桜などさまざまです。

つぼみの桜模様……花が満開に咲く前
満開の桜模様……桜の満開の時期まで、
散った花弁の模様……満開の時期

例えば着物や帯、帯留や小物をこのように選ぶと、先取り感が出ますのでおすすめです。
桜は日本の象徴、通年柄とも言われていますが、この季節ならでは桜も楽しみたいものですね。

しかしながら季節の柄ごとに着物を揃えるのは難しい・・・実際そういう場合もありますよね。
桜柄を身に纏うこと以外にも、季節を着物で楽しむ方法があるのです。
それは「色づかい」です。
その季節ならではのイメージを色でコーディネートするという方法です。
例えば春を思わせる色、淡い柔らかなトーンの帯揚げを挿し色にするなど、
気軽に季節感を取り入れて、より着物を楽しんでみてはいかがでしょうか。