きものの話Vol.10 いせ辰の話 きものの話Vol.10 いせ辰の話

毎年恒例伊勢丹の「迎春コレクション」がスタートしました。
11月22日(水)より期間限定で新宿店に出展中の
人気の「いせ辰」。
今回は谷中に本店を構える元冶元年(1864)創業の老舗、
菊寿堂<いせ辰>さんに行き、
担当山崎さんにお正月のお話を聞いてきました。

いせ辰

元冶元年(1864)創業
江戸千代紙、おもちゃ絵の版元。江戸の文化を反映した
色鮮やかな手摺りの江戸千代紙や、伝統製法の張子を制作。

<菊寿堂いせ辰 谷中本店>
〒110-0001
東京都台東区 谷中2-18-9
営業時間10時~18時 年中無休

地下鉄千代田線千駄木駅団子坂出口
三崎坂方面徒歩5分

<菊寿堂いせ辰 谷中本店>
〒110-0001
東京都台東区 谷中2-18-9
営業時間10時~18時 年中無休

地下鉄千代田線千駄木駅団子坂出口
三崎坂方面徒歩5分

商品についての思い
商品についての思い

手作りであることを大切にしています。
仕入品がなく、すべて自社製品ということも特徴です。
量産ではないのでお客さまをお待たせすることもあるのですが
直接モノと対面していただき、実際に見て触っていただきたいです。

商品についての思い
来年の干支 おススメ品

定番品ですが、「犬張子」と来年の干支の張り子、「招き戌」がおすすめ。
うら干支をご存知ですか?
自分の生まれ干支と裏干支を併せて持つことで相互の干支の不足分を
補い合い、高め合うことで目の届かない後方も守られるといわれる“裏干支”
「うら干支福戌」も是非ご覧ください。
「招き戌」には縁起の良い四字熟語と、名前を無料でお入れしています。
首を振り、手で福を招くという愛嬌たっぷりの張り子。「豆豆面」(マメマメメン)
といって張り子用の小さなお面をつけてカスタマイズするのもおすすめです。

いせ辰さんおすすめのお正月の迎え方
商品についての思い

伝統的な、お正月らしい過ごし方が変わりつつありますが
お節料理を食べる、元旦には初詣に行くなど
当たり前かもしれませんが一区切りをつけて、
お正月らしく過ごすことを大切にしています。
皆さまと一緒ですが店先には門松やしめ縄を飾ってお正月を迎えています。
一年の守り神として、“家族の一員として”
その年の干支の張り子を飾って過ごしていただくことをご提案しています。
年が変わっても場所を変えて張り子を飾っていただけるようにと
想いを込めてつくられています。
余計なモノを持たない時代でも、だからこそ少しでも
ホっとできるような張り子を生活空間に取り入れていただきたいと
思っています。

いせ辰さんおすすめのお正月の迎え方
千代紙・おもちゃ絵の版元として創業いせ辰さんを代表する千代紙。手摺りの特徴は?

伝統的な模様や自然や時代の生活をテーマにした絵機微を
奉書紙に木版手摺りされた千代紙。
一つひとつが職人の手作業でつくられ、版木を用いて
熟練の職人が丁寧に色を重ねてつくられます。
季節に合わせた千代紙を飾るのもおすすめです。

千代紙・おもちゃ絵の版元として創業いせ辰さんを代表する千代紙。手摺りの特徴は?

種類豊富な千代紙。
お気に入り探しについつい
夢中になりますね

どんな方が?
どんな方が?

ご進物、お祝い、新年のご挨拶や海外土産など幅広いご用途の
お客さまがお見えになります。
ご自宅はスッキリと、でも温かみのある張り子を玄関に飾るなど
インテリアに取り入れて、季節ごとに飾り替えを楽しまれる
おしゃれなお客さまもお見えになります。
“いつもありがとう”、“元気でいてね”などの大切なメッセージを
お贈りすることも張り子の役目であり、いせ辰としての役目です。

どんな方が?

日本観光の方から地元の常連のお客さままで幅広いお客さまが
お店を楽しんでいる様子がとても印象的でした。

これ、読めますか? これ、読めますか?

右・・・ご商売益々繁盛
左・・・商い益々繁盛

※一斗二升五合
「一斗」(五升の倍=御商売)
「二升」(ますます)五合(半升=繁盛) 

※春夏冬
(秋無い=商い)

Qこれ、読めますか?
フェアのご案内

<いせ辰フェア>11月22(水)~12月31(日)※最終日6時終了
伊勢丹新宿店本館7階=呉服/プロモーション
期間中はいせ辰の職人による実演販売を開催しています。
名入れサービスの他、お好みの絵を入れるなど
カスタムオーダーもご相談ください。

フェアのご案内

店頭では、名入れサービスの他、
職人さんがお面や張り子に絵付けをしている様子を
見られることもあるそうです。



実際に見て、触って、笑って、楽しんでいただきたいという
いせ辰さんの思いが一つひとつの商品や、お店に表れていました。
是非、期間限定にて出店中の伊勢丹新宿店へお越しください。

  • 犬張子は、安産祈願、ご出産祝いや、
    家内安全の縁起物で江戸時代からある
    東京の郷土玩具です。
    かつて犬張子は嫁入り道具の一つでもあり、
    家内安全の番犬として玄関に飾られました。
    いせ辰の犬張子は受け継がれた木型に
    和紙を張り合わせる伝統的な手法と
    手描きの彩色で製作されています。
  • 東京の代表的な郷土玩具で
    お子さまのお守り。
    ザルは目が粗く色々な物を通すことから、
    疳の虫封じや鼻づまりに
    良いと言われるおまじないです。
    また、竹のザルの下に犬と書いて
    「笑」になることから
    笑門来福の縁起物とされています。
  • 来年の干支である「戌」の
    うら干支は「辰」です。
    うら干支は守り干支ともいわれ、
    戌を守るのは辰。
    戌が辰を背中にのせて
    雲にまたがり運気をつかみ
    昇っていくイメージでつくられました。
谷中散策レポート ~番外編~ 谷中散策レポート ~番外編~

いせ辰谷中店の軒先の大きな江戸絵や粋な行灯も実際にみてみてください。
※今回は取材の為特別に店内写真撮影の許可をいただいております。

谷中散策レポート ~番外編~

他にもお寺も多く、谷中七福神めぐりコースや、谷中商店街への散策も楽しめますよ。

谷中散策レポート ~番外編~ 谷中散策レポート ~番外編~

夕やけだんだん 夕焼けの絶景スポットとしても有名です。

街歩きにおすすめの谷中、
是非きものでお出かけしてみてはいかがでしょうか。