伊勢丹人があの人とファッション談義

~アンリアレイジ 森永邦彦さん~

このページをシェアする

2020/04/13

先ごろ、ミラノのメンズコレクションで発表したフェンディとのコラボレーションで世界からも注目を集めた東京ブランド〈アンリアレイジ〉。今回は、ミラノから帰国したばかりのデザイナー、森永邦彦さんを直撃。フェンディとコラボレーションするに至った経緯、日本人として唯一ファイナリストとなった2019年LVMHプライズ(※LVMH主催ファッションコンテスト)について、今後のブランドの方向性などをお聞かせいただきました。(2020年1月インタビュー)

 

今回のゲスト

image

アンリアレイジ
森永邦彦さん

 

 

伊勢丹人

image

MD計画部 プランニングスタッフ
寺澤真理

 

 

フェンディ×アンリアレイジの反響は?

 

image

 

寺澤 私はアンリアレイジさんの担当バイヤーではなかったのですが、初期の頃からずっと展示会を拝見させていただいていました。それでTOKYO解放区(※)で蜷川実花さんのイベントをさせてもらった時に、コラボレーションしたブランドの一つがアンリアレイジさんで。とても興味深いブランドなので、きちんとクローズアップしたいと考えつつ、コラボなどにもお声掛けをさせてもらい今に至るのですが、今回はまず、フェンディのメンズとのコラボレーションについてお話をお伺いできたら。

森永  そうですね、寺澤さんには2011年くらいから見てもらっていると思います。フェンディとの協業は、依頼を受けてから短期間で形にしたものなので、ギリギリまで詰めの作業をやっていました。当日、ショーが始まるまで不安な部分もあったものの、いい反応をいただけたので安心しました。

寺澤 それは現地のメディアの反応とか?

森永 そうですね。

寺澤 フェンディ側からの反応は?特にこの部分の評価が高かったみたいなのはありましたか?

森永 伝統的な技術とアンリアレイジが取り組んできた新しい技術を掛け合わせたショーを行ったので、未来的な要素とクラシックな要素が上手く合わさったショーになったと、シルヴィアフェンディさんから言ってもらいました。

寺澤 私は配信で見たのですが、会場も盛り上がっていましたね。ブランドとしても新しい提案ができていて、会場のゲストのワクワクした空気感が伝わってきました。

森永 僕はバックステージにいたのでリアルタイムでの会場の賑わいは見てないのですが、ランウェイを歩き終えて戻ってきたモデルのテンションだとか、ショーが終わってからすぐバックステージに飛び込んできたゲストたちの興奮した様子などを見ていると、すごく盛り上がったショーだったんだなという印象は受けました。


※TOKYO解放区---『東京』のファッションやカルチャー・アート・ライフスタイルを提案してきたコーナー。現在はWEBサイトSNSを中心に情報を発信中

 

コラボレーションのきっかけは?

寺澤 今回のコラボレーションのきっかけは、昨年のLVMHプライズでファイナリストとして残られたこともあるんですよね?

森永 そうです。昨年は年齢的にも最後に参加できる年だったのでLVMHプライズに応募しまして、ファイナリスト8人に残り、ファイナルプレゼンテーションに参加することができました。そこでテーマとして、’’光合成’’を掲げ、太陽の光や水と土など、自然界に存在するものによって洋服が変化していくコレクションを発表しました。自然とテクノロジーとファッションの融合です。グランプリは逃しましたが、それを見てくださったフェンディから連絡をもらったのが今回のきっかけです。

寺澤 LVMHのプライズは新しい作品ではなく、これまでに制作したコレクションを携えて参加することも可能なのに、アンリアレイジさんは新たなコレクションをプライズのために作られました。そこに特別な理由みたいなのものはあったんですか?そして、このテーマを選んだ理由は?

森永 僕らはパリで10回以上コレクションをしているので、アンリアレイジが取り組んでいることは見てもらえていると思っていました。ですので、それをどうアップデートしたり、テーマを広げて行ける可能性があるかを新作で示そうと思いました。大きなテーマがサステナブルだったので、それをどう組み込むかなどの視点で服を作りました。

寺澤 サステナブルは、LVMHが挙げたテーマですか?

森永 それは、一貫してLVMHが言っていることではありますね。LVMHがリードする形で、デザイナーとしても強く意識するべきことだと思います。

寺澤 LVMHのコンテストで発表されたコレクションでは、お洋服を土に埋められたのだとか。一度作った服を何日間か土に埋めると。
 

image

 

サステナブルな方法で洋服を壊す

森永 その服を着なくなってから、その後どうなるかということを想像し、実際に試してみようと思いました。海洋プラスチック同様に、洋服がゴミとなって捨てられた後に、様々な問題が起きています。ですので、土に埋めると、微生物の働きによって水と二酸化炭素に分解され、地球に戻る生分解性素材が変わって行ったり、生ゴミもコンポストをつかって分解できますし、じゃあ洋服でもそんな還元性のあるものを作ってみようと思ったんですね。微生物が好むトウモロコシのデンプン質からできた糸を用いました。ジャガードのプログラミングを使い、食べて欲しいところには、微生物が好きな糸、食べて欲しくないところには微生物が好まない糸を使って、服を作ったんです。それで完成した洋服を土に埋め、毎日水を与え、夏の1ヵ月で仕上げたかったので温度を70度に上げて、待ちました。

寺澤 待った結果、思い通りの?または想像と違ったものができましたか?

森永 洋服で試す前にテキスタイルで段階的にテストはしていたんですが、実際洋服でどうなるかはあまり想像ができてなかったんですね。微生物がどう働くのか、土の中の温度と環境と時間によるものだったので、15日間入れて、一回引き上げて、途中確認しました。そうしたら、望み通りのところを食べてくれていたので、穴が幾つか開きはじめていて。穴のあいた箇所は地球に戻っていっている証拠の箇所なので、そこからまた埋めて2週間待って。LVMHプライズでは、締め切りが決まっていたので、ギリギリまで土に埋めて最後に引き出して、土を落としたら予想していたようなレース模様が浮かび上がっていました。それは短期間で温度を上げた結果ですが、埋める場所とか埋める季節によって本来は出来上がる柄が変わっていきます。

寺澤 埋める前は綺麗な穴の開いてない1枚の布で、埋めることで計算された織りが綺麗な格子柄に抜けた状態で出てきたと。それを見て、ファッション的な美しさと言う視点では、どう捉えられましたか?

森永 エコとかサステナブルなことって、印象としてはとてもポジティブでいいことなのですが、それを用いてグランジとか穴の開いたドレスのような、どちらかと言うと洋服を壊したり、既成のものを変えて行く方向に持って行きたかったので、出来上がったものの見た目の印象としてはエコロジーとは真逆の様相を感じさせるものが出来上がりました。しかし、その作り方では、自然に素材を還元しながら作っていると言う、2つの対局の状態が均衡しているかなと思います。

 

 

動画ではノーカット版をお届け!こちらもぜひご覧ください。

 

 

説明を聞くことで価値が上がる服を作る

 

寺澤 今回、これをやってみたことで気づけたこと、今後の発想に繋がりそうなことは?価値感が変わったりしましたか?

森永 コントロールができないものって面白いなと。デザインって、自分の思い描いたものを作るってことなんですが、そこに時間の概念とか自然の概念が入ってくると、それは想像が付かない世界になってくるので。僕、ファッションショーでもよく失敗するんですけど、実はファッションショーに失敗って概念はなくって、でも失敗が起こるかもしれないっていう偶然性を好んで試すタイプです。

寺澤 決まり切ったことを想定内で綺麗に収めるのではなく、何か失敗も含め想定内で、自分が予期しないことが何か起こる方が楽しいと言うか、ワクワク感があるってことですかね?

森永 どっちに転ぶかわからない、ギリギリ紙一重のところにある、危うさがあるものが好きなんだと思います。

寺澤 ショップでイベントを開催する限り、モノを売ることが根底になります。でも、森永さんとご一緒して気づいたのが、服を着る楽しみだけではなく、何かを考えたり、気づいたり、知ったりするきっかけになる所の面白さがあるなと。すべてのお客さまがそれを求めているのではないですが、ファッションのその部分の楽しさを知ってもらえるとうれしいなと思います。自己満足かも知れないですが、奥行きがあるもの作りをしているクリエーターの方々と一緒にお仕事をすると、そのクリエーションを楽しみにしていてくださるお客さまたちとも共有できるのがいつも面白いなと思う。でもそれって実は難しくて。表現だけで終わる場合もあるし、でも表現したからこそ、共感してもらえて、その服を着たいとか所有したいと言う気持ちに結びついていくわけで。その辺りのさじ加減は、森永さんはどうお考えですか?

森永 最終的に店頭に並ぶ形や色の奥に何か別の要素がある服が好きです。さっきのコートも店頭に掛けてあったら、ビンテージ加工したような穴開きレースコートに見えますが、でも実は作り方が違うだとか、別のアイテムでは実はそのハンガーにかかったシャツの形は球体からできていたとか、真っ白に見えるけど、実は外では違う色に変わって見えるとか。そのものだけをみても気づかなくて、そこに誰かが介在して説明をすることで、そのものが価値を得る瞬間って言うのを作りたいなとは思っていますね。一見わからないものがすごく好きなので、そこで通り過ぎてしまった人を洋服の力で引き戻したいっていのがすごくあります。

寺澤 これまでもお話しさせていただいていて思うのですが、森永さんは、まっすぐに純粋にファッションがお好きだから、正面からファッションと対峙する姿勢がいつも興味深いなと思っていて。軸がブレないですよね。

森永 この仕事を始めて今年で17年目ですが、これだけ長くやっているともっと効率よくできるだろうし、もうちょっとわかりやすいことをやってみるとか、大人になってくるとかありそうなものですが、僕の場合は結構、ずっと変わらない部分はありますね。

寺澤 それが興味深い部分でもありながら、軽やかに可愛い!と思って着たいなと考えた時には、コンセプチャルなものは人によっては重みがあり過ぎてしまい、選ばないこともあるかも知れないと思うんです。でも、私が拝見した2シーズン前のショーですかね、サイズの表現をされた時がすごく、僭越ながら、こんな私でも着やすかったり、トライしやすい服が多かったなと思いました。とってもファッションが好きな方はアンリアレイジのことを理解できるが、そこまで造詣が深くない人たちは、共感はしても着るまでには至らない。でも、そのショーで、後者の中にも私でも着られるかもと思った人は多かったのでは?と思ったことを覚えています。それまでは、素材に注力したコレクションが続いていたと思うのですが、あのシーズンは視点を変えたらファッションはとても楽しいものだと提案されていた。その辺り、ご自身で意図的に変化を加えた部分はありましたか?

image

 

観察から生まれる、新しい角度からのデザイン

森永 僕はデザインの考え方が、ファッションの中で生き残ってきた定番的なもののデザインを違う視点で見たら、全然違う世界が広がる、という考え方が好きなタイプなので。一つのトレンチコートでもその袖を何倍かスケールアップすればドレスになるかも知れないし、同様に襟であっても何倍かスケールアップしたらポンチョになるかも知れないし。それは形や色を作ることではなく、自分と洋服の距離感であったり、もしも自分が小さくなったら、この洋服はどう見えるのだろう?って考えたりして。自分と洋服の当たり前の関係を壊すことで生まれる、あのようなコレクションは僕自身も好きですね。

寺澤 そのアイデアはどこから生まれてくるんですか?

森永 観察。例えば今日、僕が着ているニットの袖。この袖はもう何千回と見ている形ですが、これ手じゃなかったら何が出るかな?体も出るかな?と思った瞬間に、いけるかも知れない、と思うんです。

寺澤 そんな時は、あ、閃いた!ってワクワクするものですか?

森永 いや、そこは冷静に。じゃ、描いてみようかって。で、一晩寝かせて、次の日にもう一回見て、客観的に見て、いけるかも、と。

寺澤 客観的なシーズンと主観的なシーズンってあったりするんですか?自分では、どっちのシーズンがいいとか、どっちかの方が反応がいいとかあったりするんですか?

森永 自分らしさとか、自分の表現を入れるシーズンは主観的になってきて、それは好きなのですが、着てくれる人を選り好みすると思います。逆に客観的なシーズンは、もっと洋服自体を冷静に見ている時で、基本形がベースになるシーズンです。例えば、服の大きさはどれが正解かとか、何で洋服には色があるのか?サイズがあるのか?何で、袖はこの形なのかとか、疑問を投げかけて、客観的に服を作っています。

寺澤 2019年秋冬のシーズンはまさにその客観的な視点で作れた服でしたね。

森永 そうですね。自分を自分じゃないものにしてしまって、その視点で見ているシーズンでした。

image

 

 

東京のショーで実現した、見たかった景色

寺澤 TOKYO解放区で「集大成」というイベントを一緒にやらせてもらった時に、これまでのシーズンにデザインしたテキスタイルを地層のように積み重ねたメインビジュアルを作っていただき、さらにその前には久しぶりに東京でランウェイショーも開催されて。あの時におっしゃっていた「今はパリで発表しているけれど、これまでお世話になった東京の方々にも見てもらいたくて」というコメントが心に残っています。非常に長い時間のショーだったのに、時間を感じないというか、とても感傷的な気持ちになったショーでした。

森永 あれは、すべてを注ぐショーといった感じでしたね。100体出して40分のショーで、これまで出来なかった、時代と時代を跨いだ内容で。ショーは通常、最新の服を発表する場所ですが、その時はだんだん古い昔の服に遡っていくことにしました。その時代の服を作ってくれた人も東京にはいるし、いろいろな人が関わってくれることで、今までの時代と歴史ができているので。あのショー、そしてあの空間に全部それらが収まる。僕は、こう言う景色が見たかったんだな、と思えたショーでした。

 

image

 

image

 

 

 

 

寺澤 唐突なんですが、ファッションが大好きで業界の最先端で活躍している森永さんから見て、伊勢丹新宿店に思うこと、期待することはありますか?いちお客さまとしての意見も大歓迎です。

森永 僕は内部で働いている方々をよく知っているので、その方たちのマインドがお店に投影されているなと思います。自分が買う、買わないの視点とは別なのですが、例えば、TOKYO解放区では今、寺澤さんはこんなことがしたいんだろうな、と思いながら見るし、このブランドとはこんな距離感で接しているんだろうな、って言うのを感じますね。あと、こんな引き出しもあるんだ!と言う意外な面をお店から感じることもある。

寺澤 それに対し、もっとこうして欲しい、こうだったらいいのになんて意見はあったりしますか?

森永 う~ん、ないです。

寺澤 それは良かったです(笑)。

 

概念的な視点で捉える新しいテキスタイル

 

寺澤 ところで森永さんは今、服以外のものもデザインを手がけてらっしゃいますよね。その辺りはファッションブランドが手がけるものの可能性がさらに広がってくれたらいいと言うお考えがあったりするのでしょうか?

森永 ファッションにまつわるものしかデザインはしてないのですが、僕たちは形とか色ではない部分で、概念的なことも含めて新しいテキスタイルを作っています。テキスタイルに関して、僕らは新しいテーマや視点を持っているので、それは必ずしも着ることができる洋服だけではなくて、建築資材や車の内装にも使えたり、実はアウトプット先がたくさんあるんです。それをファッション以外では使わないと絞っていた時期が長かったので、徐々に越境して異分野と仕事をしているのが最近ですかね。

寺澤 それは将来のブランドの方向性にもつながってくるのでは?

森永 そうですね、いろいろと。はい、いろいろ。

寺澤 すでにいくつかのプロジェクトが進んでそうですが(笑)。

森永 はい。そういった特別なプロジェクトのようなものが多いブランドではありますね。

寺澤 アンリアレイジのファッションでの表現方法に興味を持ってコンタクトしてくる人がほとんどだと思うんですが、中には森永さんの独自の感性や人柄に惹かれて連絡をしてくる人もいらっしゃいそうです。

森永 本当にさまざまな方向から、お声は掛けていただいてます。

寺澤 言える範囲で今まで、そしてこれからどこ辺りからオファーがありました?

森永 例えば、病院や医療。僕らが得意としている特殊技術を使って何かできませんかとか。バイオとかもそうです。それを使って今までと違う洋服を作るとか。本当にいろいろありますよ。

寺澤 車のブランドさんとのコラボレーションもありましたね。

森永 車は形をやったこともあるし、内装を手がけたこともあります。

寺澤 この前、テレビで放送された「デザインミュージアムをデザインする」って番組も見ました。

森永 ファッションの考え方って、洋服で考えるからすごく当たり前なんですが、その思考を他の分野に応用すると、その分野にないことだったり、新しいことが生み出せます。僕はすごい巨大な人型のミュージアムを提案しました。毎日着替えるのは、人にとっては普通の行為ですが、建物が着替えるのは、それだけでファンタジーになるし、昼と夜で着ているものが違うのも、ファッションだと当たり前ですが、それを建物に置き換えるとどうなるかと考えると、他にない建物になったり。太陽の塔やウルトラマンも実は人が洋服を着ていたりしたら?なんて考えたら、もう想像が止まらなくなります。

 

気になるのは、経年変化から生まれるデザイン

寺澤 今、やってみたいこと、興味があること。これからのクリエーションのことなどお聞かせ願えれば。

森永 変化をするものが好きなので、最近では時間ですね。生分解で時間によってデザインが完成していくのをやりましたが、時間による変化って何にでもあって。洋服であれば長い時間をかければビンテージになりますが、それをもっと短い時間で変わっていく服を作りたい。理想を言えば、1ヵ月後、2ヵ月後、3ヵ月後の単位で変化していく服を作りたいです。買った時から物語がはじまるような。普通なら服は買った時から価値が下がります。その動きを逆にできたらいいなと思います。桜とかも、その時期だけに咲くから良かったりして、そう言う他の現象でもできていることがあるのなら、洋服でもできるのではないかと考えたりしています。僕は特殊な糸をたくさん作るので、それを試験する装置を使って光の耐候実験も多くやります。1年間分の太陽を当ててみて、耐候性試験に通るかとか。10年間分の環境を洋服に与えるとか。これから起こりうることが事前にインプットやプログラムできたりしたらいいなと。

寺澤 森永さんは四六時中、そうやってファッションのことを考えている感じですか?

森永 メンズとレディースで年4回コレクションがあって、さらにいろいろなプロジェクトも並行していて、どれもファッションに関わるものなので。僕は考えることがすごく好きです。なので、考える時間が取れない方がちょっと苦痛です。考えることがたくさんある状況は大好きです。忙しいですけど、どこまで忙しくなるか、なれるだけなって欲しいと思ってます。そうすると僕はいいのですが、周りの人は大変ですよね(笑)。忙しいながら、コミュニケーションはしっかり取れているチームだとは思います。どういうチームで作っているかは、洋服であったり、作られたものに滲み出て行くと思うので。

image

 

整理整頓から生まれる、クリエイティビティ

寺澤 すごくお忙しい森永さんですが休日はどう過ごされているんですか?

森永 ノートを作っています。整理整頓するのが好きなので、頭の中を整理するためのノートです。ごちゃごちゃした中で物事を考えるのは得意ではないので、片付けてから考えます。僕なりのルールがあるんだと思います。やっぱり情報が多い中で、それをプリントして切って、ノートに貼ると言う行為ですごく肉体化されるし、自分の血肉になる気がします。なので、LINEでやり取りした文章も、敢えてプリントアウトして、切って貼るみたいな。今日も取材の前に、7・8年前のノートを見返していて、そうするとその頃に考えていたことやその時、僕が影響を受けていたことや行き詰まっていた壁が思い出されました。

寺澤 日記みたいな感じですね。

森永 日記は長いこと毎日、付けています。日記には、自分が今、何を考えているかを中心に書いていますね。

寺澤 すごい!!そっちも気になる(笑)。

森永 日記は、年末の12月30、31日にその年、何を書いていたかすべて読み返します。

寺澤 それは見せてもらえないですよね。

森永 はい、それは見せられないです(笑)。

 

 

 

 

常に半歩も一歩も先を見ている森永邦彦さんは、いまファッション界を席巻するサステナビリティへのアプローチとその発想はとても斬新です。その独自の感性と視点から生まれる唯一無二のクリエーションで、世界で勝負し、東京のファッションシーンを牽引してくれる存在、アンリアレイジにこれからも期待が高まります。

 

 

あわせて読みたい
伊勢丹人があの人とファッション談義
・株式会社ビームス 南馬越一義さん編
・フードエッセイスト 平野紗季子さん編


 

このページをシェアする

OTHER COLUMNS

その他のコラム

【三越伊勢丹のランドセル】人気ナンバーワン!パターンメイドランドセルとは?

【三越伊勢丹のランドセル】人気ナンバーワン!パターンメイドランドセルとは?

【三越伊勢丹のランドセル】2021年ラン活親子必見! 2020年度ランドセル売上ランキング〜女の子編〜

【三越伊勢丹のランドセル】2021年ラン活親子必見! 2020年度ランドセル売上ランキング〜女の子編〜

【三越伊勢丹のランドセル】2021年ラン活親子必見! 2020年度ランドセル売上ランキング〜男の子編〜

【三越伊勢丹のランドセル】2021年ラン活親子必見! 2020年度ランドセル売上ランキング〜男の子編〜

【三越伊勢丹のランドセル2021】新作ランドセル情報Vol.1〈Loistar/ロイスター〉をご紹介します。

【三越伊勢丹のランドセル2021】新作ランドセル情報Vol.1〈Loistar/ロイスター〉をご紹介します。

2021年度の「ラン活」始動!ランドセルの選び方を徹底解説します!

2021年度の「ラン活」始動!ランドセルの選び方を徹底解説します!

“プチプラ”クリスマスプレゼントで、ママ友や仲良し女子とのパーティーを盛り上げましょう!

“プチプラ”クリスマスプレゼントで、ママ友や仲良し女子とのパーティーを盛り上げましょう!

伊勢丹人があの人とファッション談義 ~株式会社ビームス 南馬越一義さん~

伊勢丹人があの人とファッション談義 ~株式会社ビームス 南馬越一義さん~

お付き合い段階別クリスマスプレゼント。本命の彼女から、長く連れ添った奥様まで!

お付き合い段階別クリスマスプレゼント。本命の彼女から、長く連れ添った奥様まで!

買った瞬間も、その後もハッピーが続く!2019夏のボーナスで狙う、自分へのご褒美リスト

買った瞬間も、その後もハッピーが続く!2019夏のボーナスで狙う、自分へのご褒美リスト

新鮮なアイテムに出合う。生まれ変わった本館5階リビングフロアをチェック!ステーショナリー・デザイン家電編

新鮮なアイテムに出合う。生まれ変わった本館5階リビングフロアをチェック!ステーショナリー・デザイン家電編

運気アップ!?心もハッピーになりそうなアイテムを身につけて、2020年のスタートを!

運気アップ!?心もハッピーになりそうなアイテムを身につけて、2020年のスタートを!

ありがとう、の気持ちを込めて。新宿伊勢丹で選ぶクリスマスギフト

ありがとう、の気持ちを込めて。新宿伊勢丹で選ぶクリスマスギフト

RECOMMEND

おすすめのイベント

伊勢丹新宿店 新型コロナウイルス感染拡大防止対策について

伊勢丹新宿店 新型コロナウイルス感染拡大防止対策について

7月20日(月) から

施設、サービス、ショップ、ブランドの営業変更、中止等のお知らせ

施設、サービス、ショップ、ブランドの営業変更、中止等のお知らせ

7月20日(月) から

店舗入り口のご案内

店舗入り口のご案内

7月20日(月) から

クリアランスセール開催中 新宿店ブランドカレンダーはこちらから

クリアランスセール開催中 新宿店ブランドカレンダーはこちらから

開催中 ~ 8月31日(月)

共感しあう、偶然の出逢いがある|NEWリ・スタイルの想いを語る

共感しあう、偶然の出逢いがある|NEWリ・スタイルの想いを語る

8月19日(水) ~ 9月15日(火)

伊勢丹ランドセルフェスティバル
終了しました

伊勢丹ランドセルフェスティバル

8月5日(水) ~ 8月10日(月·祝) 最終日午後6時終了

暮らしに、すこしのトクベツを。ISETAN HOME HOTEL

暮らしに、すこしのトクベツを。ISETAN HOME HOTEL

8月5日(水) ~ 8月18日(火)

伊勢丹はれふりそでフェスティバル
終了しました

伊勢丹はれふりそでフェスティバル

8月5日(水) ~ 8月10日(月·祝)

FLORAE フローラ ヴァン クリーフ&アーペル パステルカラーの花が満開の庭が登場
終了しました

FLORAE フローラ ヴァン クリーフ&アーペル パステルカラーの花が満開の庭が登場

7月22日(水) ~ 8月4日(火)

コンサルティングサービス マッチパレット

コンサルティングサービス マッチパレット

8月19日(水) ~ 9月15日(火)

ストロベリーファイナルバーゲン「One mile Resort」
終了しました

ストロベリーファイナルバーゲン「One mile Resort」

7月23日(木·祝) ~ 7月27日(月)

婦人大きいサイズクローバー・クローバープラスバーゲン

婦人大きいサイズクローバー・クローバープラスバーゲン

8月13日(木) ~ 8月17日(月)

MARNI MARKET
終了しました

MARNI MARKET

8月5日(水) ~ 8月11日(火)

三越伊勢丹アプリ×エムアイカード プラス
終了しました

三越伊勢丹アプリ×エムアイカード プラス

7月22日(水) ~ 8月11日(火)

9月25日(金)の営業について

9月25日(金)の営業について

暑い夏におすすめの白・泡・ロゼワインの特別限定セットや、金賞受賞ワインなどをご紹介。

暑い夏におすすめの白・泡・ロゼワインの特別限定セットや、金賞受賞ワインなどをご紹介。

7月31日(金) ~ 9月4日(金)